開業した

2018年の終わりで書いたように開業届をだしてきた。これで自営業者となったわけだ。屋号は決めなかったので、本名の浅井雅己である。事業概要はITサービス・ソフトウェア開発に付随する一切の業務になります。よろしくお願いいたします。

書類を作って提出

開業に必要な書類は開業freeeで作ったPDFを印刷して、印鑑を押してマイナンバーを書き込み、最寄りの税務署に提出するだけ。職員の方が書類に不備がないかチェックして、マイナンバーカードを確認して終わり。事前に聞いていたが、実にあっけなく終わる。これで個人事業主の誕生である。

変わること

確定申告が白から青になる。経費を計上できるということである。会計ソフトはfreeeを使うことにした。以前、「一度入ったら抜けられない」という忍者の掟のような噂を耳にしたが、相談した人のススメもあり利用することにした。まあ辞めたくなった意地でも辞めるし、そのときが来たら考えればよろしい。

ちなみに収入ある無職になってからたびたび青色確定申告を目論んでいたので、freeeのアカウントが2016年から存在していた。2019年開業のためにリセットする作業が発生し手間取った。

その他に事業用の銀行口座、クレジットカードを用意した。といっても過去のお仕事で給与振込先として指定されたので作ったけど、何年も使っていない銀行口座を事業用銀行口座に。また常用していないクレジットカードを事業用にした。ここらへんは事前に用意しなくても簡単に作れるけど、あるものを使うことにした。

あとはGitHubやAdobeなど経費になるサービスの支払い情報を事業用クレジットカードに切り替えた。もともとペイパル支払いだと、ペイパル内で支払方法を変更できたので、便利なプロキシだなと思った。

参考にした本

開業に関する情報はインターネットにたくさんあるが、いかんせん断片的な情報になる。そういったときは本で情報の塊に触れたほうがよい。それで駆け出しクリエイターのための お金と確定申告Q&Aという本を読んだ。自分はプログラマーなので本が対象としているクリエイターではないが、内容自体はとても参考になった。

また、個人事業主の友人知人がいるのなら相談するとよい。自分は試さなかったけど開業について税務署で相談できるはず。人に相談できるのは心強いが、ある程度の知識がなければ質問もぼやけてくるので、自分で知識を身につけることも大切である。

開業した理由

開業に理由なんて必要ないのだが、強いて言うならば青色確定申告をするため。今の生活で経費がものすごくかかるわけじゃないが、0でもない。そして経費は今後減るどころか増える可能性が高い。だったら社会の仕組みを利用しましょうという考えである。

なし崩し的な開業だが、これも1つの例だと思ってもらえれば幸いである。肩肘張らずにやっていきたいもんだ。

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